NHK「ラジオ英会話」 、今週も金曜日の復習回(LESSON 65)でした。
今回の SAY IT IN ENGLISH は比較的やさしかったかな?という印象でしたが、その中でも英会話の基本表現が2つ出てきましたね。
まず、 How about〜? と何かを提案する表現。
OK, How about we meet at 11 tomorrow?
(いいですよ。明日の11時に会うのはどう?)
これは、言ってみればガチガチの口語表現です。
というのは、How about と前置詞 about の後は、文法としては名詞(動名詞〜ingを含む)が正しいですね。
でもこの、How about の後に【主語+動詞】を伴う普通の文が来る形は、「ラジオ英会話」でも何度も出てきて、「この形にも慣れてください」(テキストより)と言うくらい推奨されています。
ここで、How about〜? のパターンを4つ、復習しておくと、
1. How about some coffee?:名詞
(コーヒーでもどう?)
2. How about having lunch together?:〜ing
(一緒にランチでもどう?)
3. How about we watch the movie when we get back?:S+V
(帰ったら映画を見ない?)
4. How about if we tell the police where the man is hiding?:if S+V
(あの男が隠れている場所を警察に教えようか?)
基本の形は1で、How about の後に名詞をポン、と置けば提案できる最強形。(^◇^)
これを、動作を伴う提案にしたければ、2 の〜ingを使えばいいだけです。
3と4は基本的には同じものです。
How aboutだけでも「どう?」と何かを仮定して提案するので、同じ仮定の if を言うかどうかは、言ってみれば気分の問題ですね。
会話では、How about の後に普通の文を続けられる、ということだけ覚えて使えるようにしておけばいいと思います。
今回はもう1つ、2問目の
What's the matter?
(どうしたの?)
は知っている方の方が多いと思いますが、「必ず覚えてください」ということだったので、ぜひ覚えましょう。(^o^;)
これには応用編として、次のような言い方もあります。
5. Is something the matter?
(どうしたの?)
6. Nothing's the matter. I'm fine.
(何でもないよ。僕は大丈夫。)
What's the matter? は言い方によってはとても強い不信やいらだちの印象を与えてしまうことがありますが、5 の方が少し柔らかい感じがしますね。
では、楽しい週末を!