毎日英語・英会話

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    Now I've seen everything.が「驚いた」になる理由

    NHKラジオ英会話 Lesson38です(2021年5月26日)。
    ちょっと目からウロコのフレーズから始まりました。

    Well, now I've seen everything.

    訳を見ると、「おやまあ、これはひどい。」

     

    直訳したら、「さて、私は全てをみてしまった」ですね。
    これがなぜ、先ほどのような意味になるのでしょう?


    場面は、学校の音楽の先生(女性)が、髪を派手なピンクに染めてきたことを、同僚が話しているところ。

    今日のキーセンテンスで
     Ms. Jets has dyed her hair bright pink.

    と言っています。
    これを見て驚いて、信じられない気持ちで言ったところです。

     

    さて、Now I've seen everything.ですが、

    「ラジオ英会話」講師の大西先生は、次のように解説されていました。

     

    自分は全て見ていたと信じていた。
    ところが、実はそうではなく、『今この時初めて事実の全貌を知った』
    (これが現在完了 have seen everyting)

    →だから「にわかには信じられない」


    何でもない表現ですが、こんな使い方もあるんですね。♪

    最後に、今日のキーセンテンスのポイントは基本文型のうち、「目的語説明型」。
    これは大西先生独自の用語で、学校ではいわゆる「第5文型」(SVOC)として習う形です。