NHK「ラジオ英会話」 LESON46は「目的語の拡張」の2回め。
〜ing形しか目的語になれない動詞
ということで、キーセンテンスは
Can you stop brushing your teeth over the kitchen sink?
(キッチンのシンクで歯磨きするはやめてくれない?)
でした。
ここで、ラジオを聴きながら私は「あれっ?」と思いました。
「stop to 不定詞の形もあるよね?」
I stopped talking. は「私は話をやめた」ですが、
I stopped to talk. なら「私は話をするために立ち止まった」
というような文を習ったのを思い出しませんか?
ただ、考えてみれば今回のテーマは「目的語の拡張」。
I stopped to talk. の stopは「立ち止まる」という自動詞なので、そもそも今回のテーマとは違う話でした。
あくまで、「stopの目的語は 〜ing形で、to不定詞ではない」ということですね。
ところでもう1つ、今日のテキストの右ページの最後に、
「目的語に to不定詞も〜ing形もとれるけれど、意味が違う」
という動詞が出ていました。
to不定詞しか目的語にならない「これから動詞」、〜ing形限定の「リアリティ動詞」のどちらでもない動詞です。
たとえば forgetなら
Don't forget to call me before you leave.
(出発の前に忘れずに電話してください)
I forgot calling you a month ago.
(1ヶ月前にあなたに電話したのを忘れていた)
こうして比べてみると、矢印(→)のイメージの to不定詞と、リアルな状況を思いおこさせる 〜ing形の違いがわかりますね。
目的語を両方とれる動詞を、大西先生が何かネーミングしているのでしょうか?
「二刀流動詞」?
まさかね。(。>﹏<。)