「NHKラジオ英会話」 LESSON 68は、ジムでしごかれたヨシが筋肉痛になってしまいました。
そこで、「痛み」の表現がいくつか出てきました。
I'm so sore today!
(今日は身体が痛いよ!)
Every muscle in my body aches!
(全身が筋肉痛なんだ!)
最初の sore は形容詞で、
I have a sore throat.(喉が痛い)
のように、名詞にかかる使い方を比較的よく聞くと思いますが、今回は I'm sore. と、動詞を説明する形が出てきました。
sore はヒリヒリする痛みや、今回のような頑張りすぎた後の筋肉痛などに使われます。
たとえば誰かが転んで肘を擦りむいたのを見て、「痛そう・・・」と言うのなら、
It looks so sore!
となりますね。
2番めの文の ache は動詞ですが、放送では hurt との比較をしていました。
その時の説明では、hurt は身体の外側の痛みについて使うことが多い、ということでしたが、実際の例としては
My back hurts. (背中が痛い。)
My chest hurts when I cough. (咳をすると胸が痛い。)
と、背中は外側ですが、2つ目の胸は内側ですね。
一方、ache は「ズキズキする痛み」と説明されていました。
英英辞典を見ると、ache = to hurt with continuous pain のように書かれていて、この continuous がたしかにいつまでも「ズキズキ」する感じです。
そして、ache というと headache(頭痛)、backache(腰痛、背中の痛み)、toothache(歯痛)のように、「〜痛」という名詞を作るパーツにもなりますね。
(腰や背中の痛みは back pain という言い方もあります。)
sore のような形容詞としては、painful が幅広く「痛い」に使えそうです。
他に、stiff は肩や首がこっている状態。
I've got a stiff shoulder.
(肩がこっている)
最後に、「ひどく痛む」時の口語表現があります。
たとえばたくさん歩いたあとで、
My legs are killing me.
(足がひどく痛い。)
killing me = 死ぬ(殺される)ほど痛い、という言い方です。
たまに使ってみるといいですよ
・・・ 使うチャンスがない方がいいですが。☆彡