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英検1級合格:私の英語サークル時代(2)

私の英語サークル時代(1)から続きます。

私は大学4年の秋、英検1級を2度めの受験で合格しましたが、その時、ESA(私の所属していたサークルの名称:English Speaking Association)にいて良かったbと思ったのが、2次試験の短いスピーチです。

 

Impromptu speech(予め準備しないスピーチ)で、その場でカードを渡されて1分考えて2分で話す(正確な時間は忘れましたが)という形です。

サークルではこれを1年生の時から、少なくとも隔週では練習していたので、自分なりのいくつかのパターンを作るのが効果的だと気づきました。笑わせる、元気を出す、何か提案する、など、いくつかの展開を定型にしてしまうのです。

実際の場では、与えられたテーマをその中のどれに当てはめるかということが決まれば、2分や3分話すのは全く苦にならないようになりました。

 

これから1級を目指す方は、サークルのような仲間がいくても、ぜひ自分でスキマ時間でも使って沢山練習して自分の「型」を作ることをお勧めします。

ひとつ付け加えると、スピーチなので相手を見て話すことを練習の時から意識しましょう。適度に相手(試験官)の目を見る(ずっと見つめるのは不自然)つもりで、ということです。

 

最後に、1度目の受験は4年の春でした。就職の面接前に(当時の会社訪問解禁は10月)受かろうと思いましたが、1次で落ちました。

原因はリーディングのボキャブラリー不足でした。サークルのディベートやディスカッションでは政治、経済問題、また死刑や安楽死といったテーマを扱っていたので、それで足りるだろうと安易に考えていました。

そもそもあまり実際の試験問題を見ていなかったこともありますが、試験を受けて初めて、その程度では足りないことがわかりました。次の試験までに対策用の単語集(新書判程度でした)だけ何度か繰り返して、秋には無事合格できました。

 

英語サークルでの活動については、個人で取り組む上で参考になることがもう少しあるので、あと1回位書くかもしれません。