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英語練習法:新たな英文発想を身につける

引き続き「ニュースで学ぶ現代英語」です。今日と明日が月・火の内容の話になり、そこで一区切り(の予定)です。

 

先週3日間で採り上げた水〜金の放送は、ニュースの内容やその背景を深堀りしつつ、そのトピックに関連して「今使われている英語」を学びます。

それに対して月・火の放送は、「英語」により比重があり、ニュースは英語表現を学び、使える(たとえば、後でふれる「反訳トレーニング」)ようになるための材料という位置づけです。

 

今日は少し固い話題で、犯罪被害者支援に尽力した岡村勲弁護士が死去したというニュースでした。本題に入る前に、今日は次のように要約しました(ご興味があればどうぞ)。

Okamura Isao, a Japanese lawyer, has died at the sge of 95.
He fought for the rights of crime victims, leading the movement to specify them.
His efforts prompted Japan to enact the rights and related measures for the first time.

 

さて、月・火の講座の特徴の1つが「反訳トレーニング」です。
これは、ニュースの英文の日本語訳から、もとの英語に訳す練習です。このトレーニングは、英語の発想に基づいた語順を身につけて、話す力をつけるのが狙いです。

 

この番組のウェブサイトには、英文の通常の全文訳が出ていますが、番組で1文ごとに訳す時の日本文は、「英語の語順に即した日本語訳」になっています。

たとえば、今日の反訳トレーニングで使った文ですが、

Bereaved family members were not allowed to participate in criminal trials at the time.

 その当時、遺族が刑事裁判に参加することは認められていませんでした。

 

これが普通の日本語ですが、放送で日本語に訳す時は

 遺族は、参加することが許されませんでした、刑事裁判に、当時は。

となっています。
そして、この形から英語にするのが「反訳トレーニング」です。

 

つまり、日本語の段階から頭を英語の語順にして、そのまま英語にしていきます。これを何度も練習すると、英語の発想で文を組み立てられるようになる、という伊藤サム先生のメソッドです。


ただ、1回の放送で練習するのは1つの文だけで、それも週に月・火の2日だけです。正直言ってこれだけだと、慣れたと実感するまでに相当日数がかかるでしょう。

 

そこでもう少し練習した方がいいのですが、番組サイトのセンテンス毎の訳はすべてこの形式になっています。番組の後で少しでも時間を使って、できるところまで他の文でも練習するのがおすすめです。

 

やはり、ある程度数をこなすことで、英文の発想にも慣れてきます。
さらに、水〜金についても、1文ごとの日本文はすべてこの形式なので、やろうと思えば週5日、この練習は続けられます。