しばらく私の英語勉強歴ばかり書いてきたので、ひと息入れるということも兼ねて
NHKラジオ「ニュースで学ぶ現代英語」
の4月からのリニューアルについて、気になるポイントを紹介します。
リスナーにとっては、なかなかワクワクするような新機軸を含んでいますよ。
この番組の概要については以前、「停止と終結:Ceaseの意味」から数回にわたってご紹介しましたので、よろしければそちらもご覧ください。
番組ウェブサイトによれば、4月からも月・火を伊藤サム先生が担当して、英語を使うことに重点。水曜から金曜は、ジャーナリストなど複数の専門家がニュースの背景にも踏み込むという、基本的な構成は変わらないようです。
大きな変更は、次のとおりです。
1.担当講師が2人から4人に増える。
2.番組内での語句・フレーズ解説を充実させる
3.金曜日は「英語でディスカッションに参加できること」を目標に、新しいニュースの紹介はせず、スピーキングに向けた学習を中心にする
1と3は週後半(水〜金)ですが、2は両方にあてはまるのかな?
とも思いましたが、前半の伊藤サム先生の時間は、現在もToday's takeaways(お持ち帰りコーナー)で英語の詳しい解説があるので、やはり後半に関する変更なのかもしれません。
注目は、後半の新講師ですが、大島希巳江さんと高橋敏之さんが加わります。
大島さんは自身も英語落語をされ、異文化コミュニケーションやユーモア学が専門。
高橋さんは英字新聞 Tha Japan Times Alphaの編集長。
お二人とも昨年1週間(3回)ずつ担当していたので、嬉しい再登場です。
現在の前島和弘さんと大門小百合さんは続投ということで、鉄板の伊藤サム先生と合わせて、改めて、こんな豪華な講師陣の番組を放送してくれるNHKに感謝しかありません。
そして、金曜日の「ディスカッションを目標にスピーキングの練習」も気になります。
昨年後半あたりから、講師とトムさんのディスカッションや、1つのフレーズを使った英作文、またサマリーの練習を取り入れてきました。その発展型として毎週1日レギュラーにするのかも知れません。
早くも次の金曜日から始まりますが、どんな内容なのか楽しみです。
実際に聴いてみた感想などは、改めて書こうと思います。