今日も「ニュースで学ぶ現代英語」週後半の放送について続けます。
今日は、トヨタ自動車が建設中の未来型都市の話題でした。
TOYOTA COMPLETES PHASE 1 CONSTRUCTION OF FUTURISTIC CITY
2021年から静岡県裾野市に建設中のこの都市は、「モビリティー」の可能性が一つのテーマですが、その第一期工事が完了し、その一部が公開されたというニュースです。
ちなみに、今日の私の要約は次のようになりました。
Toyota motor has unveiled the first phase of a futuristic city southwest of Tokyo.
Toyota says it'll showcase different aspects of mobility for residents, and that safety tests among the different transport modes are necessary.
ところで、今日の後半は、この「未来型都市」について、講師の大門小百合さんとトムさんのディスカッションでした。
このディスカッションは、大問さん(または前嶋和弘さん)とトム・ケインさんがナチュラルスピードで行うもので、リスナーの英語力によって活用のしかたが異なってくると思います。
普通に聴き取れる人、リスニング練習にちょうど良い人、ちょっとついて行けない人、というようにさまざまでしょう。
それに対して、このディスカッションは原則として2つか3つのパートに区切って、そのまとまり毎に、2人が何を話したか、日本語で振り返りをしてくれます。
これによって、
・このスピードで聴き取りはムリ!という人も意味がわかる
・リスニングチャレンジの人は自分の理解度を確認できる
・聴き取りに問題ない人にも、質問の投げかけ方や話の展開の仕方の説明は役に立つ
など、どんなレベルの人にも有益な構成になっているのが、とても良いと思います。
さらに、朝9時半からの放送が終わると、ウェブサイトにこのディスカッションのスクリプトが全公開されます。聴いた時にわからなかったり気づかなかったりした表現も、文字で改めて確認できるので本当に助かります。
(ただ、放送は時間の都合で編集されることがあるため、放送そのままの書き起こしではないこともあります)
たとえば今日の放送では、この未来型都市にはロボットがいますが、大問さんがこのロボットにしてほしいこととして、
my tedious house chores such as folding laundry
(退屈な家事。たとえば洗濯物をたたむとか)
と言っていて、私は tediousもchoreも知らなかったので、大問さんの語彙力はさすがだと思いました。
さて、3日間でこの番組のの週の後半の様子を紹介しました。
来週は、月・火の伊藤サム先生による、「英語」によりフォーカスした講座について書いて行きたいと思います。