毎日英語・英会話

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    頭の大きさ

    NHK「ラジオ英会話」 LESSON42は、主語が that節の文でした。

    「主語の位置にあれば・・・それは主語」♪

    と、秋乃ろーざさんと大西先生が昨日のエンディングで歌ったのは昨日でしたが、それが that節であれば、ただの名詞の時よりも当然長くなります。

     

    今日のキーセンテンスは、

     That he's hiding something is obvious.
     (彼が何かを隠していることは明らかだ。)

     

    この文の主語は、that he's hiding something。
    主語が4語に対し、その後の述部は2語です。

    ちょっと頭が大きくてバランスが悪いと感じませんか?
    さらにこれが、GRAMMAR IN ACTIONの最後の

     That my homeroom teacher didn't even remember my name really upset me.
     (担任の先生が私の名前を覚えてさえいなかったので、私は本当に気分が悪くなった。)

    となると、主語の that節は9語で、述部は副詞 reallyを入れても3語。

     

    学生時代、「頭が大きすぎる文はバランスが悪い」と教えられたのを覚えています。
    こういう場合、

     It really upset me that 〜

    と、仮の主語 It から始める手があり、特に大学受験の英作文などではこちらが推奨されたのではないでしょうか。


    ただ、「It 〜 that 〜」の形はやはり堅い感じなので、内容によっては会話には向かないことがありますね。

    それに、今回の主眼は、「主語の位置にあれば・・・それは主語」♪
    that節がこれだけ長くても、主語の位置に置くことができるということを感じてほしい、というのが大西先生の狙いだと思います。


    ただし、「主語の一まとまり」としてサッと口から出すようにしないと、聞いている方もどこまでが主語かわからなくなってしまうので、その点は気をつけたいですね。

     

    今日のまとめ:

    that節も主語として使える。
    ただし、一まとまりでサッと口に出さないと、わかりにくくなるので注意。