NHKラジオ英会話、金曜日は今週の復習です。
月曜から木曜までは、あの手この手のオープニングの大西先生。
金曜日だけは
「さあ今日は金曜復習回。頑張って行きましょう!」
を崩しませんね。
この「頑張って行きましょう」に関連する表現が1つ、今日の SAY IT IN ENGLISHに出てきました。
Keep at it. です。
水泳を始めた友達に、健康によく体重も減らせるので、「頑張って続けてね」と励ます場面でした。
keep at it は、愛用のロングマン現代英英辞典(LDOCE。最近はオンラインで使うことが多いですが)によれば、
spoken(会話表現): to continue to do something, although it is difficult or hard work
ちょっと大変なことだけれどそれをやり通す、という意味で、まさに先ほどの場面にはぴったりでしたね。
「がんばれ」「がんばって」というと、他にもいろいろな英語があります。
たとえば、
1. Hang in there! / Hang on in there!
これは運動会とか、スポーツの試合の応援でよく使います。
2. Go for it!
これは2日前の放送の最後に出てきました。
彼女をデートに誘っちゃえよ。ドーンと行け! という場面でした。
3. Good luck!
これも、何かをこれからしようとしている人にかける言葉としてはいいですね。
ところで、実は今回の Keep at it. 私は知りませんでした。
私は番組はぶっつけ本番で聴き、終わってからテキストを読むので、
「たしかに、ろーざさんはそう言っていると思うけど、本当にそれでいいのかな?」
と思いながら正解の説明を待っていました。
ここで、ちょっと考えてみてください。
今日はこの表現が出てくる状況の説明が先にありましたが、いきなりこの英語が出てきたら、今聞いたのが Keep at it. かどうか、もっと自信がなかったでしょう。
ここに、リスニングの1つのカギがあると思うのです。
★ 「知らないことは、音が聞こえてもわからない」
少なくとも、すぐにはわかりません。
リスニングの練習というと、まとまった内容(例えばニュース)やダイアログを、答えを見ないで、聞き取れるまで何度も繰り返し聞くという方法があります。
「読書百遍」ならぬ「聴き続ければいつか心は通う(?)」という方法です。
それができた時の達成感が快感になって、さらに続けられるという人もいるでしょう。
ただ、ものによってはかなり時間がかかります。
そこで考えるのですが(というより私の持論なのですが)、リスニングができるというのは、
★ 「知っている英語を即座に思い出して反応できる」
ことだと思うのです。
そうであれば、自分の中に知っている英文のストックが多ければ多いほど、リスニングの力もついていることになります。
心が通うまで聴き続けなくても、最初に全部目で追って、内容を全部わかってから何度も聴くという方法も、私は「あり」だと思います。
だから、今や「ラジオ英会話」リスナーの一大ムーブメントになっている「100回音読」は、話せるようになるための練習であるのはもちろん、同時にリスニング力も強化する方法だと思います。
もっとも、私は100回音読していません。 (。>﹏<。)
残念ながらそこまで時間が使えないためですが、それでも音読・暗唱は毎日しています。
私が毎日どんな風に「ラジオ英会話」を利用しているかは、明日か明後日改めて書くことにします。
ご参考になる方もあるかもしれません。
そうでないかもしれません・・・(^_^;)
長くなりましたが、今日はこのへんで。