NHK「ラジオ英会話」 金曜日は今週の復習回。
通勤列車で聴くのも、木曜日より少し余裕があります。
特に前半のListening Challengeは、毎日ダイアログの暗唱をしていれば、この日は質問の英語に集中できます。
「暗唱10回」を目安にしている私でもそうなので、「音読100回」の方ならその威力を毎週実感していると思います。
今日の後半の英作文(Say it in English)で面白かったのは、turn down という句動詞の説明です。
I turned her down because I have no time.
(時間がないので[彼女の頼みを]断りました。)
turn down = 「〜を断る」は頻出フレーズですが、ここで大西先生の
「親指を下に向けて拒否する動作」
だから「断る」になるというイメージの解説に納得。
英語の「イメージ」は、それが過去の「ラジオ英会話」でもテーマになっていた時期があり、今はテキストの「イメージガイダンス」にまとめられていますが、とても応用の効く英語の学び方だと思います。
私は英語を学び始めた早い時期に、英語のイディオム(慣用句)に興味を持ちました。
ネイティブがごく自然に使うイディオムには、日本人の私たちに知らないものがたくさんあります。
それらは、単語1つ1つの意味からは想像が難しいものもたくさんあるので、意識して覚えるようにしました。
そんな時に、書店で見てネイティブとの会話にこれは役立つと思って買ったのがこの洋書です。
Scholastic Dictionary of IDIOMS
これは楽しいですよ。
600のイディオムについて、「どうしてこういう意味になったのか」という説明があり(まさにイメージの理解)、そして必ず例文付きなのも助かります。
例えば、word of mough(口コミ)なんていうイディオムでは
The movie got bad reviews, but it became popular by word of mouth.
(その映画は酷評されたが、口コミで人気が出た。)
という、すぐにも使えそうな例文が出てきます。
この4月から「ラジオ英会話」の前の時間の放送で、「中高生の基礎英語 in English」という、オールイングリッシュの講座が始まり、俳優の鈴木福さんが毎日がんばっていますね。
英語を英語のまま学ぶという意味では、わかりやすい洋書を読むことも同じです。
この本などは、英語のイディオムを覚えながら、読むこと自体がトレーニングになるという、一挙両得です。
Amazonの出品ならかなり安く(数百円)買えますよ。(^o^)