毎日英語・英会話

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    みなとみらいで新型コロナワクチン接種してきました

    今日、横浜みなとみらいのハンマーヘッドにある大規模接種会場で、新型コロナウイルスのワクチン接種をしてきました(実はそういう年齢です)。

    ちなみに、「ワクチン」は英語では、vaccine 
    発音は、[væksiːn]  「ヴァクスィーン」と後ろにアクセントがあります。


    さて、会場の最寄り駅はJR「桜木町」か、みなとみらい線馬車道」。
    私は京急線で北上するので、京急の「日ノ出町」から桜木町まで歩きました。

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    桜木町駅

    ランドマークタワーが見える東口に出て、やや右側のタクシー乗り場の先頭に、シャトルバスの乗り場がありました。ちなみに、新しい観光名所(?)のロープウェイの発着所の真下です。

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    みなとみらいロープウェイの下です

    それぞれ予約の時刻の10分前を目安に行くのですが、かなり並んでいます。バスは5〜10分おき程度には来て、密にならないように係の人が乗車を規制しています。

    案内には「会場まで約10分」と書かれていますが、駅から出る所の信号待ちがかなり長いことがあるので、私の乗ったバスも15分かかりました。

    予約時刻の30分前に乗り場に行きましたが、これでちょうどいいと思います。


    会場に行くと、接種時刻を聞かれ、それによって分けられた場所に案内されてイスに座って待ちます。

    1列8人で、接種ブースが1つ空くごとに1人ずつ案内されます。その間にも、空いたイスを別の係の人が消毒していました。

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    最初に待つ所

    順番が来ると、まず本人確認など必要書類の確認があります。
    次に、場所を変えて予め記入した問診票の内容を確認します。
    検温はここでしてくれるので、問診票の検温欄に書いて行く必要はありません。

    さらに場所を変えて、改めて医師による問診があり、これが終わるといよいよ接種の場所へ。


    ワクチンはモデルナで、筋肉注射なので針を直角に刺すしたところで、身体に変調がないか(ジンジンしたりしないか)一度確認されます。大丈夫と答えるのを確認してワクチンを注入。こういう注射は初めてでした。

    この注射はほとんど痛くありません。健康診断の採血の方がよほど痛いです(採血ではたまに血管に刺さらずやり直しがあったりしますが、ワクチンはそんなことはありません)。

    私は事前に調べて、鎮痛剤カロナール(少し前に歯医者でもらっていた)を飲んでいくつもりでしたが見事に忘れました。(。>﹏<。)

    それで接種の時に「鎮痛剤飲んでおいた方がいいですか?」と尋ねましたが、ひどい痛みでもなければ必要はないとのことでした。


    終わると座って15分間待機です。退出時刻を書かれた紙を渡され、その時刻になればそのまま出口に行き、その紙を渡して完了です。

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    待機時間の案内をもらいます

    出口に向かう時に、係の男性が「体調は大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。(^o^)

    来た時にバスを降りた所のもう少し先に、桜木町駅行きのバス乗り場がありました。

    乗る前に、馬車道駅で降りたい人がいるか確認してくれるので、知らせておけば停まってくれます。


    接種のすぐ後には特に痛みもありませんが、3時間ほど経ってから腕を動かすと痛むようになりました。

    翌日の方が痛むということですが・・・

     

    (追記: 翌朝はやはり痛みが増しています。動かさなければ違和感がある程度なので、薬などは不要ですが、リュックを背負うために腕を後ろに回そうとすると一度躊躇する程度には痛みます。)


    こんな感じで、無事1回目の接種が終わりました!


    会場では、本当にたくさんの方が仕事をされていますが、対応も気持ちよくどんどん人が流れていっていました。

    彼らがすでに接種を終えていることを願って、会場を後にしました。

    英語のイメージとイディオム

    NHK「ラジオ英会話」 金曜日は今週の復習回。
    通勤列車で聴くのも、木曜日より少し余裕があります。

    特に前半のListening Challengeは、毎日ダイアログの暗唱をしていれば、この日は質問の英語に集中できます。

    「暗唱10回」を目安にしている私でもそうなので、「音読100回」の方ならその威力を毎週実感していると思います。


    今日の後半の英作文(Say it in English)で面白かったのは、turn down という句動詞の説明です。

     I turned her down because I have no time.
     (時間がないので[彼女の頼みを]断りました。)

    turn down = 「〜を断る」は頻出フレーズですが、ここで大西先生の
     「親指を下に向けて拒否する動作」
    だから「断る」になるというイメージの解説に納得。


    英語の「イメージ」は、それが過去の「ラジオ英会話」でもテーマになっていた時期があり、今はテキストの「イメージガイダンス」にまとめられていますが、とても応用の効く英語の学び方だと思います。

     

    私は英語を学び始めた早い時期に、英語のイディオム(慣用句)に興味を持ちました。
    ネイティブがごく自然に使うイディオムには、日本人の私たちに知らないものがたくさんあります。

    それらは、単語1つ1つの意味からは想像が難しいものもたくさんあるので、意識して覚えるようにしました。
    そんな時に、書店で見てネイティブとの会話にこれは役立つと思って買ったのがこの洋書です。

     Scholastic Dictionary of IDIOMS

     

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    これは楽しいですよ。
    600のイディオムについて、「どうしてこういう意味になったのか」という説明があり(まさにイメージの理解)、そして必ず例文付きなのも助かります。
    例えば、word of mough(口コミ)なんていうイディオムでは

     The movie got bad reviews, but it became popular by word of mouth.
     (その映画は酷評されたが、口コミで人気が出た。)

    という、すぐにも使えそうな例文が出てきます。


    この4月から「ラジオ英会話」の前の時間の放送で、「中高生の基礎英語 in English」という、オールイングリッシュの講座が始まり、俳優の鈴木福さんが毎日がんばっていますね。

    英語を英語のまま学ぶという意味では、わかりやすい洋書を読むことも同じです。
    この本などは、英語のイディオムを覚えながら、読むこと自体がトレーニングになるという、一挙両得です。

    Amazonの出品ならかなり安く(数百円)買えますよ。(^o^)

     

     

    まず、I think と言い切り、内容はゆっくり

    NHK「ラジオ英会話」 LESSON54は、「リポート文」に入りました。

    「リポート文」というのは大西泰斗先生独自の文法用語ですが、私のブログは「大西メソッド」の説明が目的ではないので、ここでは

     「リポート文」は、I think (that)〜 のパターン

    とだけ確認しておきます。

     I think that we have spent enough time on this issue.
     (この件に関しては十分な時間を費やしたと思います。)


    ただ、動詞は think だけではありません。たとえば今日のキーセンテンス。

     I told you that yesterday's rehearsal went really well.
     (昨日のリハーサルはとてもうまく行ったと私は言った。)

    think の場合と共通するのは「動詞の内容を後ろのthat節が説明する」ということです。


    ここで英会話、つまり英語を話す時に大切なことは、講座でも言われていたように

     I think(=私は〜と思う)
     I told you(=私は〜と言った)

    と、まず言い切ってしまうこと、その後の「〜」の内容はそれからきちんと文にすればいい、ということです。この後半の部分は、それこそ何でも言いたいことを続ければいいので、

     that節のリポート文はとても自由度が高く何でも言える

    ということになります。
    だから、慣れてしまえば会話の強力な武器になるのが、リポート文だと思います。
    あとは、この呼吸に慣れるために繰り返し音読、ということでいいと思います。


    ついでに、もう1つ次のリポート文でフレーズを1つチェック。

     Sorry, I didn't realize that thie seat was already taken.
     (すみません。この席がもう取られていたとは気が付きませんでした。)

    動詞 realize(〜に気づく)もリポート文の形になる、ということに加えて、後半の takenに注目です。

    「席が取られている」は be taken. 簡単ですね。
    ここは occupied でもいいですが、ちょっと単語が大きくて固いですね。

    ふだんの会話では taken くらいのいつでも出てくる単語がお似合いです。

     

    give it one's all(全力をつくす)

    NHK「ラジオ英会話」 LESSON53は、
     tell/askなど + 目的語 + to不定詞、
    の形でした。

     My dentist told me to brush my teeth more often.
     (歯医者さんに、もっと頻繁に葉を磨くように言われた。)

    目的語説明型で「説明」の部分が to不定詞となる構文です。


    以前何度か、「目的語説明型(いわゆるSVOC)」という言い方をしました。
    一般には、tell/ask/allow などの後に目的語+to不定詞がくる形は、SVOC構文とは別に、動詞のそういうパターンとして習ったと思います。

    これらの動詞の使い方を「目的語説明型の拡張」の1つの形として説明するのは、今まで習ってきた英文法の、大西先生による再構築で、「ラジオ英会話」を興味を持って聴いている1つの理由です。


    ところで今日は、この形の例文として

     The coach asked the players to give it their all.
     (コーチは選手たちに全力を尽くすように頼んだ。)

    という文が出てきました。
    この give it one's all(全力をつくす)ですが、ロングマンの辞書には
     give your all
    という、itがない形で出ていて。
     The coach expects every player to give their all in every game.
    という、今回のテキストと似た例文がありました。

    giveは目的語を2つとる「授与型」ですが、この it には特別な意味がないので、なしでも使うようになったのかな?とも思います。


    そしてこの辞書にはもう1つ別の
     give something your best shot
    というフレーズの見出しもあります。

    これも、「頑張る、全力をつくす」という同じ意味の表現ですが、例文を見ると

     This case is going to be tough, but I promise I’ll give it my best shot.
     (この問題は困難が予想されますが、全力をつくすことを約束します。)

     Lydia didn’t get the job, but at least she gave it her best shot.
     (リディアは職には就けなかったが、少なくとも全力をつくした。)

    のように、他の文でもsomething にあたる部分は it ばかりだったので、

     give it your best shot

    として覚えてしまえばいいですね。(^o^)


    ということで、今回の私の記事は give it all(全力をつくす)の拡張になりました。(^o^)

    Consider it done. を口ぐせに(目的語説明型)

    NHK「ラジオ英会話」 LESSON52は、目的語説明型(いわゆるSVOC)をさらに深めて、
     「C(補語)の部分が過去分詞になる場合」でした。

     You should have it looked at by a doctor.
      (それを)お医者さんに診てもらうべきだよ。

    「それ」というのは今回のダイアログで、手にできた奇妙なこぶ(bump)のことですが、この文の作りは、思い出してみると中学校で習う英語構文の最高峰というところです。
    ここまで来たら、あとはボキャブラリーを増やしたり、長い文に慣れたりというレベルです。

     

    今年の「ラジオ英会話」が始まってまだ2ヶ月半。
    春から夏にかかるこの時期に、すでにこういった文を「音読・暗唱」ですらすら言えるように練習しておけば、その後の高校の授業とか大学受験の英語など、全然怖くないと思います。

    だからぜひ、中高生の方は時間を見つけて「ラジオ英会話」を毎日聴くといいと思います。


    それはさておき、今日のキーセンテンスの延長で出てきた
     Consider it done.

    これは私も初めて見る表現で、今日覚えました。(^o^)


    ここでの訳は「お安いご用です!」ですが、これも目的語説明型。
    ただし命令文なので主語がない、「(S) V O C」の形ですね。

    何かの用事(案件・仕事)を指す it(それ)について、
     「it = 為された(done)」とみなして(consider)ください。
    つまり、「もうできたと思ってくれていいですよ」という意味になります。

    それで、「お安いご用」「任せてください」という日本語、あるいは
    「大船(おおぶね)に乗ったつもりで」のような場合にも使えますね。


    たった3語ですから、100回とは言わず10回でも20回でも
     Consider it done. Consider it done. Consider it done.・・・
    と実際に口を動かせば、頭の中にすり込まれるでしょう。

    主語がないとどうも落ち着かない、という方は You をつけて
     You onsider it done. You consider it done. ・・・
    と、完全な平叙文で練習するといいと思います。


    大西先生もラジオでよくおっしゃっていますが、英会話は反射的に口に出せるフレーズをどれだけたくさん持っているかが勝負。

    テキストには、ダイアログでも GRAMMAR IN ACTION でも長い文、短い文といろいろありますが、3語とか4語といった、短くても完全な文だけでも口ぐせにしてしまうまで繰り返すというのは、かなり効率的で効果がある練習だと想います。
     

    その時に1つ大事なのは、いきなり繰り返すのではなく、ラジオで説明を聞いて十分納得してから繰り返すことだと思います。そうすると、こんな短い文でも応用がきくようになります。

    最初の1〜2回は、「it と done がイコールで・・・」という感じで意識しながらゆっくり。それから後は Consider it done. Consider it done.・・・
    とひたすら繰り返す、という感じがいいですね。
     

    毎日聴いているけれど、練習する時間が十分とれなくて、これでどれだけ身についたのだろう・・・と不完全燃焼を感じるくらいなら、見なくても繰り返せるくらいの短い文だけでも徹底的に繰り返してみると、思った以上に実戦で強力な武器になりますよ。